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静岡市清水区にある正体不明のお店を調査。「揚げパン」「もつカレー」「プラモデル」「スナック」と書かれた店は、いったいなんのお店だったのか。扉を開けてみました。
【画像】記事中に掲載していない画像も! この記事のギャラリーページへ外観は混乱しています
向かったのは静岡市清水区。花みずき通りで番組スタッフが見つけたお店が“気になる”ということで調査します。
レトロ喫茶のような、模型店のような、はたまたスナックのような、外観からは業態がわからないナゾのお店です。
まずは外観をチェック。純喫茶の雰囲気がある建物です。
そこに旗が立っていますが清水の名物「もつカレー」、懐かしの「揚げパン」、そして「プラモデル愛好家が集う店」。さらに「スナック 虎の穴」の看板もあります。
扉をあけてみると、カウンター席がある小さな店内は喫茶店の雰囲気でした。ただし、壁一面にプラモデルが飾られています。
ここで店長が登場。遠山好範さんです。はっきり聞きましょう、なんのお店ですか?
ギブバース・遠山好範 店長:
なんのお店かわからないと、よく言われます。「プラモデルが作れる喫茶店」がメインです
プラモデル工作室がありました
2024年オープンしたばかり、ギブバースは模型愛好家の遠山さんが営む、模型好きが集まる喫茶店です。遠山さんが作る喫茶メニューを食べながら、のんびりと模型作りができます。
メディアで紹介されるのは初めて。
店の奥に進むと、プラモデルの工作室がありました。
ギブバース・遠山好範 店長:
塗装ができるのが一番いい点です。マンションやアパートでは庭がないので、なかなか塗装ができません
店内では模型を販売していて、工具や塗料のレンタルも可能。手ぶらで来ても楽しめるんだそうです。
製作ブースとカウンターの利用が1時間1000円から、ワンドリンク付きです。
レトロな喫茶メニュー
喫茶メニューにも力を入れているとこのことで、おすすめメニューを食べてみることにしました。
とってもレトロな「あげパン(250円)」と「クリームソーダ(660円)」。
あげパンはふっくらモチモチ。外側にかかっているのはココアで、濃厚でおいしいんです。予想外のクオリティーのパンが出てきてびっくりでした。
ギブバース・遠山好範 店長:
給食だとパサパサのイメージがありますが、知り合いのちゃんとしたパン屋さんから仕入れています。パン屋さんだと勘違いして、朝早く来る人もいます
プラモデル初心者が挑戦
模型初心者のにむらあつとリポーターも、プラモデルに挑戦。
作るのは「ザ スナップ キットトヨタ86」。
プラモデルに塗装をほどこし、オリジナルプラモデルを完成させます。
塗装セットの利用は、使い放題で1回500円。塗料・エアブラシ・筆塗り・マーカーなどが使えます。
にむらリポーター、車体を金色にすることにしました。
まずはギブバースのエアブラシをレンタルし、下地の塗装から。遠山さんのアドバイスを受けながら下地塗りが完了させ、ラメ入りの金色塗料をエアブラシで吹いていきます。
このあと組み立てに大苦戦しますが、遠山さんの助けもあり15分かけようやく形に。
ボディに落書きまでしてオリジナル感を出しました。にむらリポーター命名「こんな子に育てた覚えはない号」の完成です。
ギブバース・遠山好範 店長:
ちょっとやってみようかな、と思ったらぜひ気軽に来ていただければ、工具もあり塗装もできます。プラモデルも売っているので、ぜひ来てください
外観だけではわからなかった店の正体は、静岡らしいプラモデル喫茶でした。とっても親しみやすい店長の笑顔も魅力です。
■店名 模型製作喫茶 ギブバース
■住所 静岡市清水区大沢町4-1 エイチピービル1F
■営業時間 平日12:00~22:00 土日祝10:00~22:00
■定休 木
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